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為替相場の動向と、海外でのサービス利用の際の注意点を解説

為替相場$1=¥143 台に突入。今後は?


2022年7月に$1=¥140をつけた円安も、
2022年7月末から8月初頭にかけて$1=¥130台まで一時的な円高になっていました。ですが、8月の1か月ほどでまた円安に突入しています。


9月7日には$1=¥143円台まで円安が加速しており、このまま円安が加速するという見方も多いです。


9月の各国経済指標や要人発言のスケジュールのなかでで、重要視されるものの1つが、9/21、22のFOMC 米国金融政策決定会合です。


9/13日発表予定の「米国8月消費者物価指数」の数値にもよりますが、
9/2発表した雇用統計も数値が良かったことも加味すると、FOMCでは米国の政策金利が引き上げになることが市場関係者のなかでもかなり予想されます。


政策金利がどのくらいあがるのかが、今後の焦点になりそうです。


22日には日本でも日銀総裁の定例会見がありますが、特にサプライズがなければ円安の方向性はしばらく続くとみるのが妥当なところです。


しかし、米国の政策金利引き上げを見越して、すでに円安が進んでいる可能性もあるので発表後に円高に振れる可能性も十分にあります。


結論:9/21、22日の辺りまでに大きく変動する可能性があります。今後の動向に注視といったところです。

2022年12月までの動き

2022年10月以後も円安が続き、10月末には150円台に突入、その後数回にわたって為替介入が入り11月には145円前後で推移していましたが、下旬から円高で米国の景気減速懸念になるような経済指標の数値悪化や、要人発言で円高傾向で一時133円台まで円高が進み、
12月にはいっています。


12月にもFRBでの0.5%の利上げがありましたが、このまま長期にわたって利上げが続くのではないかとの憶測と、その一方で経済指標では景気減速懸念がでてきているので、市場では警戒もしているようです。